ヴァンセンヌの森を自転車で走っていたら、工事中の動物園の敷地内に巨大な温室のようなものが見えた。この動物園は大改造のために数年前から閉鎖されているが、2014年4月の再オープンを控え、工事が着々と進んでいるようだ。パリ市のサイトで調べてみると、高さ16mのかまぼこ型の建物は熱帯温室(4000m2)で、熱帯の木や植物が秋頃から植えられてジャガーやサルがその住人となるそうだ。高さ11.5m、1450m2の巨大なフライングケージも枠組みができている。名物のフラミンゴや様々な鳥たちが思い切り羽を伸ばせそうなスペースだ。工事中もずっと敷地内に残っている16頭のキリンはすでに新しい家に引っ越したそうだし、ほかにも新しい建物やケージが外部からでもいくつか見える。来年の開園が待ち遠しい!(し)