馬肉ラザニア事件で、馬肉と知っていながら牛肉として販売したとされた仏食肉・食品加工スパンゲロ社(従業員300人)が4月19日に会社更生法が適用された。ただし、3カ月間は業務を継続でき、その間に買却先を探す。2月の事件以来、同社への注文は激減して経営が悪化していた。さらに3月には英国からの違法な羊肉57トンの輸入が発覚。一方、欧州委員会が16日に公表した欧州連合域内の馬肉混入検査(2〜3月)結果によると、仏市場の353品目のうち47品目に馬肉が確認され、欧州最高の混入率(13.3%)だったことが判明した。調理済み食品153品目と食肉200品目が調査の対象となった。
スパンゲロ社が倒産、売却先探す
馬肉ラザニア事件で、馬肉と知っていながら牛肉として販売したとされた仏食肉・食品加工スパンゲロ社(従業員300人)が4月19日に会社更生法が適用された。ただし、3カ月間は業務を継続でき、その間に買却先を探す。2月の事件以来、同社への注文は激減して経営が悪化していた。さらに3月には英国からの違法な羊肉57トンの輸入が発覚。一方、欧州委員会が16日に公表した欧州連合域内の馬肉混入検査(2〜3月)結果によると、仏市場の353品目のうち47品目に馬肉が確認され、欧州最高の混入率(13.3%)だったことが判明した。調理済み食品153品目と食肉200品目が調査の対象となった。