12月26日21時23分、乗客約600人を乗せた夜行列車Lunéa
4295は、アルザス地方のストラスブール駅を予定時間より1時間遅れて発車。23時30分にベルフォール駅に着くが、ここで翌朝7時20分まで立ち往
生。原因は、プランニングの手違いでこの列車を運転できる機関士がいなく、リヨンからタクシーで駆けつけることになった予備の機関士を待たなければならな
かったから。しかし乗客には一切インフォメーションなし。7時30分モンベリアール駅に着いたが、ここでも9時40分まで2時間立ち往生。乗客は相変わら
ずつんぼ桟敷。13時45分ようやくディジョン先のトゥルニュスに着くが、ここでは機関車が故障し4時間以上の待ち。そしてペルピニャン先のスペイン国境
のポール・ブーに着いたのは約14時間遅れの22時。800キロに26時間かかったことになる。