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1994年のルワンダ大虐殺で首謀者の一人とされるフェリシアン・カブガ氏(84)がパリ郊外アニエールで逮捕された。ハビャリマナ大統領の側近だった同氏は虐殺を先導したフツ族民兵組織「インテラハムウェ」を創設し、自ら運営する放送局で武装資金集めを呼びかけたとされ、虐殺事件の主犯格と見られる。同氏は事件後スイスに逃れ、その後はコンゴなどに潜伏していた。来仏の経緯は不明。パリ控訴院がルワンダ国際戦犯法廷(タンザニア)への送検の是非を決める。同氏は高齢を理由に仏国内での裁判を求めている。
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