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パリ軽罪裁判所は詐欺・公金横領罪に問われていたベルナール・タピ氏に無罪判決を下した。通信オランジュ会長リシャール氏(当時経済相官房長)ら5人の被告も無罪。
この裁判は、アディダス売却を巡るクレディ・リヨネとタピ氏の係争に関し、2008年にタピ氏へ4億300万ユーロ支払うよう国に命じた民間調停のやり方が詐欺・公金横領に当たるとして検察が禁固5年を求刑。
裁判所は民間調停機関の利用は正当だとして刑事責任を退けた。この調停機関の決定に対してはすでにパリ控訴院がタピ氏に返済の判決を下している。
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