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ロラン・ヴォキエ共和党(LR)総裁は5月26日の欧州議会選挙の敗北の責任を取って辞任した。同選挙で得票率(8.5%)が低迷したことで、党内から辞任を求める声が上がっていた。
ヴォキエ氏は、2017年大統領選でのフィヨン候補の敗北の後、党員投票75%で当選したが、右寄り路線に当初から批判の声も多かった。5日には内部からの党改革は無理としてイル・ド・フランス地域圏議会議長ペクレス氏ら4人がLRを離党した。マクロン政権に流れて党を破門された人も多く、LRの存続を危ぶむ声もある。新総裁選挙は10月に行われる。