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仏エネルギー会社エンジーの取締役会は、水・廃棄物処理のスエズ株を同業のヴェオリアに売却することに合意した。エンジーは保有する29.9%のスエズ株を34億€でヴェオリアに譲渡。このオファーはヴェオリアが8月末に提示し、将来的には世界一の水・廃棄物処理企業を視野に入れスエズ全株取得を目指す。スエズは労組も含め、敵対的買収として強く反発し、法廷闘争を起こす構え。エンジー株23.6%を有する国も反対の姿勢だった。エンジー側は今後ヴェオリアがスエズに敵対的買収を行わないことが株売却条件だと表明した。
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