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仏上位40企業で唯一の女性社長である、エンジー社のイザベル・コシェール氏の5月で終わる任期を更新しないことが臨時取締役会で決定した。2016年に社長に就任したコシェール氏は、一部のガス生産や火力発電所を売却し、再生可能エネルギーによる発電にシフトしてきた。ところが、経営方針でジャン=ピエール・クラマデュー会長との対立が1月末から表面化していた。コシェール氏が退陣の可能性をメディアに漏らしたことから、イダルゴ=パリ市長や緑の党のジャド氏らがコシェール氏支持を表明し、その進退が注目されていた。