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大臣在任中の違法行為を裁く共和国法廷はタピ=クレディ・リヨネ(LCL)問題で、ラガルド元経済相(現国際通貨基金専務理事)を職務怠慢で有罪としつつも、刑罰は免除する判断を下した。元経済相はアディダス売却をめぐるタピ氏と元国営LCLの係争を終結させるため、2008年に民間の仲裁裁判所に同件を委託、公的資金から4億ユーロがタピ氏に支払われる判決が出た(同判決は15年末撤回)。今回、共和国法廷は、同件を仲裁裁判所に委ねたラガルド氏の決定が安易なものであったと判断した。
元経済相、有罪でも刑なし
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大臣在任中の違法行為を裁く共和国法廷はタピ=クレディ・リヨネ(LCL)問題で、ラガルド元経済相(現国際通貨基金専務理事)を職務怠慢で有罪としつつも、刑罰は免除する判断を下した。元経済相はアディダス売却をめぐるタピ氏と元国営LCLの係争を終結させるため、2008年に民間の仲裁裁判所に同件を委託、公的資金から4億ユーロがタピ氏に支払われる判決が出た(同判決は15年末撤回)。今回、共和国法廷は、同件を仲裁裁判所に委ねたラガルド氏の決定が安易なものであったと判断した。