11/20
ブリュッセルでEU加盟国の内相・法相の臨時会議が開催され、テロ防止策を協議した。EU内に出入りする航空便の乗客名リスト管理の導入については、個人情報保護の立場から反対も多かったが、年内に加盟国の合意がなる見通し。域内の銃器販売・所持について統一規制を敷くことでも欧州委が近く提案を出す。さらに、フランスはシェンゲン域内を出入りする人の身分証明証を域内のヨーロッパ人も含めて検査し、同時にテロリストや国際指名手配者のリストを元にチェックすることを要求。しかし、そのためには同協定の改正が必要な上に、全加盟国の国境にデータ読み取り装置が必要なため、実現には時間がかかりそうだ。