再生可能なエネルギーを消費する
水力95%、クリーンエネルギーのみを供給。
Enercoop [エネルコープ]
再生可能なエネルギーから作られた電気のみを供給する唯一の団体が、協同組合のエネルコープだ。グリーンピース、ビオコープ、地球の友FoE、オールタナティブ系銀行のラ・ネフなどが2005年に共同で設立。組合員約24000のうち個人は22000人。あとは企業や自治体だ。水力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマスによるエネルギーを買い、組合員に電力として供給する。95%が水力発電だ。EDFとの契約が終わった供給業者が少しずつエネルコープに切り替えている。エネルコープが供給業者から買う電力料金はEDFに比べて割安で、消費者に売る料金は割高だが、7月に可決したエネルギー移行法によって、今後はすべての電力供給業者に助成金が下りることになったので、EDFとの差は今後小さくなるはずだ。