ボルドーワインの広告 破棄院が承認

破棄院は7月1日、ボルドーワイン組合の広告がアルコール摂取を奨励する広告を禁じるエヴァン法に反するとする全国アルコール等中毒予防協会(ANPAA)の上訴を退ける判断を下した。問題の広告は、ワイングラスを手にした人とワイン畑をヴィジュアルに使ったポスターで、破棄院は「ポスター内の人は消費者ではなく、生産者側の人であることは一目瞭然」とし、アルコール摂取を奨励していないと判断。6月中旬には国会でエヴァン法が少し緩和されたばかりだ。生産地や文化・美食遺産に焦点を当てたアルコール飲料の広告は同法に違反しないという内容で、各地のワイン業界組合に歓迎された。しかし広告業界は、生産地呼称のないアルコール飲料の企業の不満が高まることを懸念しており、法に触れない広告制作にますます頭を抱えることになりそうだ。(し)