エールフランス(AF)のパイロットが子会社の格安航空トランサヴィア・フランスに出向する際の条件に関して、パイロットによる投票が行われ、53%で承認されたことが12月3日にわかった。AFパイロットはトランサヴィア航空に移籍する場合、AFと同じ労働条件を求めて9月に2週間のストを行った。今回は、AFから希望してトランサヴィアに出向するパイロットに対し、AFとの雇用契約は中断されるものの留保され、トランサヴィアとの契約中も勤続年数や昇進制度は継続されるという折衷案が投票に付された。出向は3年以上とされ、3万5千ユーロの報奨金が出る。この承認によって、AF経営側とパイロットの紛争に終止符が打たれた。トランサヴィアの保有機は現行の14機から2017年までに37機に。