幼稚園と小学校の授業時間配分に関するデクレが5月8日に官報に掲載された。2013年9月から授業を週4日から4日半にし、1日当たりの授業時間数を削減して、午後にスポーツ・文化課外活動を導入するようにしたペイヨン前教育相の改革を緩和する内容だ。課外活動にかかる費用を負担する市町村が負担増をまかなえないことや教員の反対が強く、実施した市町村は17%にとどまった。新たなデクレでは、週5日中の午前の授業の原則は崩さないながらも、午後の授業を原則の4日間でなく、3日間に振り分け、原則週2回計3時間の課外活動を週1回にまとめる例外措置を認める。また、各市町村は1日の授業時間を減らすために休暇を短くすることもできる。