6月3日、2014年3月に行われる市議会議員選挙(比例代表制)でパリ市の大衆運動連合(UMP)候補者リストを率いる筆頭者を決める予備投票の結果が明らかにされ、ナタリー・コシュスコ=モリゼ元環境相(40)が58.16%の得票率で予想通り選出された。ジャン=フランソワ・ルガレ=パリ1区区長(60)は20.40%、ピエール=イヴ・ブールナゼル=パリ市議(35)は10.75%、フランク・マルガン地域圏議会議員(51)は10.34%だった。この投票は5月31日からインターネットによって行われたが、初日からブールナゼル候補が投票システムに欠陥があると非難し、UMP執行部が投票終了まで各候補に沈黙を強いる騒ぎもあった。