新世代の映像作家として80年代に一世を風靡したジャン=ジャック・ベネックス。近年はドキュメンタリー作家としても堅実な歩みを続けるが、華々しいフィクション作品も恋しいところ。ひとまずは彼の新作を待ちながら、往年の代表作の作品世界に浸れる展覧会を鑑賞しよう。ブローニュで開催の «Studio Beineix» は、『ベティ・ブルー愛と激情の日々』、『ディーバ』など、代表作のセットの再現が目玉。また画家や写真家としての活動や、作品を彩る色彩の秘密も公開。併設の映画館では回顧上映も実施する。(瑞)
M°Marcel-Sembat
6€/4€。4/4~9/29迄。月休。