Ovni | Numéro 739

ナントのカーニバル

 今年66回目。4月14日〈グリーン都市〉を謳うカーニバル。17日:ボランティアたちが1年かけて作った山車と子供たちが中心街をパレード。20日:夜のカーニバル。大遊園地は4月21日迄。

階段を、甘酸っぱく香ばしい匂いが昇っていく。

 日曜のお昼に、パリ19区の下町に住む友人宅に招かれた。エレベーターのない建物で、息を切らしながら5階を目指して階段を上っていると、どこからか甘酸っぱく香ばしい匂いが流れている。これは?  と立ち止まったとたん […]

ヒラメのマスタードソース添え

 ボクにとって、ヒラメを使った料理といえば、刺身の次がこれ。魚屋で1.5キロのヒラメを三枚(片身から2枚ずつとるので、中骨を数えれば本当は五枚)におろしてもらう。皮はつけたままです。頭、骨も忘れずにもらって帰る。     […]

L’Ecole de Shanghai (1840-1920)

 19世紀半ば、帝都北京に代わって、上海から中国絵画の新しい動きが生まれた。戦火を逃れて南京から逃げてきた書家や画家たちが上海に住みつき、西洋との接触の中で「海上派」と呼ばれるグループが生まれた。巻物に描かれた任熊の風景 […]

今が旬のヒラメの蒸し煮、春野菜が伴奏です。

 晩秋から初春にかけて、脂がのっておいしくなるヒラメ。ノルマンディーの沿岸などから直送されてくる生きのいいヒラメは、シンプルに刺身にしたり、網焼きしたり、クール・ブイヨンでポシェするのが一番おいしいが、これでは記事になら […]

石井光太『遺体』の仏語版が出た。

 3月7日にSeuil社から出版された『Mille Cercueils』は、一昨年の震災のとき津波に襲われた岩手県釜石市の、遺体安置所を取材した石井光太氏のルポ『遺体』(新潮社刊)の仏語版。膨大な数の犠牲者が発見される中 […]

Laure Albin Guillot (1879-1962)

 女性写真家の先駆者で、1922年にヴォーグ誌でデビューして以来、ファッション写真、著名人やブルジョワの肖像、デザイン用の写真、広告まで幅広く手がけた。広告写真の市場価値を見抜き、ビジネスウーマンとしても成功。パリ16区 […]

第27回世界たこ上げ大会

 北部のパ・ド・カレ県、Berck-sur-Mer海岸に世界中のたこ上げ愛好家が集まる。4月13日〜21日、朝10時から誰でも自慢のたこを上げられる。 14h-18h:プロ級のたこ上げ師が競い合い、江戸時代に生まれた六角 […]

Abcd de la cuisine -40

●tailler   切ること。tailler les carottes en fine julienneなら、ニンジンを細いせん切りにする。 ●tamiser  tamisはふるいのことで、tamiserはふるいにかけ […]

Emmanuelle Riva (1927-)

『Hiroshima mon amour 二十四時間の情事』での若き日のリヴァ。共演は岡田英次。  フランス映画賞レースの最高峰が毎年2月に開催されるセザール賞。今年はミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』が五冠に輝い […]

見本市

〈Drawing Now 現代デッサン見本市〉 4/11-14 : Carrousel du Louvre(20€/15€) 〈古書・版画・デッサン見本市〉 4/26-28 : グランパレ

L’Ange du bizarre

 理性が幅を利かせた啓蒙主義の時代への反動として、目に見えない不思議なもの、オカルト的なものに惹かれた18世紀後半のロマンティスムから、シュルレアリスムまで、幻想や魔的なものを題材にした美術の変遷を映画を交えてたどる。最 […]

元スクワッターが 環境保全に尽力。

「多様な人々が集う場所」とスタッフ。ギャラリーのほか、絵画、演劇、ダンスなどのアート教室も実施。  ルスルスリRessourcerie(再資源化センター)は、不要品に第二の人生を用意する場所。住民が持ち込む不要品は選別さ […]

新鮮な大ヒラメを格安で。

魚市場で目に飛び込んできたのはまだ体を波打たせている大きなヒラメturbot。2.6キロで31€。パリの魚屋の半額だ。    フランス大西洋岸で一番大きな港町ル・アーブル。漁師さんが直接販売する魚市場を目指して […]

ハーゲン弦楽四重奏団ほか

 1981年、オーストリアのザルツブルッグで生まれたハーゲン弦楽四重奏団。モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスで、バランスがよくとれた、それでいながらメリハリのある名演奏を聴かせてくれ、日本でもどんどんファンが増えて […]

紫煙をくゆらし、密かに楽しむひとときを。

 モンパルナスのひとけのない裏通りにぽつりとたたずむ、これぞ隠れ家。ラテンのリズムに包まれたバーカウンターを抜けると、ガラス張りのシガーケース。その奥には、ゆったりした空間に革張りのソファーが並べられた喫煙ルームがしつら […]

オートクチュール回顧展

 オートクチュールという名称が公認されたのは1945年のこと。この資格を得るには、年2回のパリコレで最低30種のニューラインの発表が義務。オートクチュールというパリ特有のアートを生んだバレンシアガやシャネル、クレージュ、 […]

Exposition “Studio Beineix”

 新世代の映像作家として80年代に一世を風靡したジャン=ジャック・ベネックス。近年はドキュメンタリー作家としても堅実な歩みを続けるが、華々しいフィクション作品も恋しいところ。ひとまずは彼の新作を待ちながら、往年の代表作の […]

ラ・マルセイエーズを歌うこと

「ラ・マルセイエーズを歌うことを強いられる理由はない。これまで一度も歌ったことはないし、歌ったからといって、ハットトリック(シュートを3回決める)は達成できない」  と、3月19日ラジオのインタビューで開き直ったのは、サ […]

「断固とした」移民政策を続行する内相。

 サルコジ前大統領は、外国人でフランス国籍を取得した人がある種の犯罪を犯した場合、その国籍を剥奪するという法律を通したり、毎年、滞在許可書なしで滞在している外国人の国外追放目標数を掲げ、それを達成するという、数を重視した […]

ポール・ジャクレーの浮世。

Un artiste voyageur en Micronésie L’univers flottant de Paul Jacoulet  フランス語教師として東京に赴任した父について3歳で家 […]

Fred Deux (1924-)

L’Etat des lieux © Gelerie Alain Margaron  独学の素描家フレッド・ドゥが2010-12年に制作した新作ばかりを集めた。木肌のような有機的な塊が伸び広がって人になり、動物 […]

自分の根っこへの旅。

 『Le Premier Homme  最初の人間』は、1960年に交通事故で急死したアルベール・カミュが書きかけていた遺稿にして自伝的な同名小説の映画化。監督はイタリアのジャンニ・アメリオ。  功成 […]

セーヌ川の 自由の女神像、 フランスが売りに出す。

A VENDRE  フランス政府は、872億ユーロに上る財政赤字を解消するために、歳入増加、歳出削減はもちろん、所有する不動産を売却するなど、あの手この手でお金をかき集めようとしている。  その一環として、パリ15区、セ […]

フリーマーケット(Vide-greniers)

4/6 : Place Lachambeaudie 12e 4/13 : Rue de Vouillé 15e 4/13-14 : Quai

OVNI 739

OVNI 739 : 01/04/2013 ダウンロード

民間企業トップの給与制限法案

 ヴァロー=ベルカセム政府報道官は3月21日、民間企業のトップの給与制限を促す法案を夏前に国会に提出すると発言した。もちろん、民間企業の給与を国が直接に制限することはできないため、北欧やスイスなどですでに採用されている、 […]

Antoine d’Agata “Anticorps”

 10年間世界を放浪し、29歳のときにニューヨークで写真を学び、90年代終わりに世に出たアントワーヌ・ダガタ(1861-)。麻薬、セックス、貧困の世界と自分の間に境界がなく、自分を破壊しながら撮り続けているような無頼の写 […]

第37回パリ国際マラソン

 4月7日(日)シャンゼリゼ凱旋門からスタート(8h35/8h45/9h55の3組)→コンコルド広場→チュイルリー→バスチーユ→ナシオン→ヴァンセンヌ城→セーヌ河岸→ブローニュの森→Av. Foch到着。今年は約4万人( […]

フランス人の人質男性を殺害か?

 イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)が、2011年11月にマリ北部で誘拐したフランス人フィリップ・ヴェルドンさんを仏軍マリ介入の報復として殺害したとの声明を3月20日、モーリタニアの通信社が伝えた。仏外務省は […]

サルコジ前大統領、被疑者扱いに

 リリアンヌ・ベタンクール疑惑で、サルコジ前大統領は3月21日、ボルドー検察局でベタンクール夫人の元使用人4人との対質尋問を受け、ジャンティ予審判事によって被疑者扱いとされた。前大統領は2007年2月にベタンクール夫人宅 […]

「船の学校」創始者に懲役12年

 パリ少年重罪裁判所は3月22日、「エコール・アン・バトー(船の学校)」の創始者レオニド・カムネフ被告(76)に強姦(ごうかん)・性的暴行で懲役12年の有罪判決を下した。この学校はヨットで地中海や大西洋を何カ月も航海する […]

付加年金制度の救済で労使が合意

 3月13日、基礎老齢年金を補う付加年金制度の財政破綻を避ける方策で仏経営者団体とCFDT、FO、CFTC の3労組が合意した。CGTとCGCは反対しているが、3労組の賛成で合意は有効となる。民間企業の就労者の付加年金は […]

カウザック予算相、辞任

3月20日付リベラシオン紙。  パリ検察局が3月19日、ジェローム・カウザック予算相がらみの脱税疑惑の捜査を開始したことを受け、予算相は同日辞職した。検察局は、予算相がスイスに隠し口座を持っていた(2010年にシンガポー […]

国務院、75%の税率反対の勧告

 国務院が超高額所得者に対する75%の課税に反対する勧告を3月19日に政府に通知したと仏各紙が伝えた。政府は勧告に基き、超高額所得世帯に対して最高66%の課税を行う措置を9月国会提出の2014年度予算案に組み込むことを検 […]

赤い風船がもどってきた!?

地域のシンボル『赤い風船』の壁画はHenri Chevreau通りに。  コロンビア出身のルシアさんはヴィオラ奏者。ピアニストの母と作曲家の父のもとで育った彼女は、高校卒業後フランスにやって来て、CNSMパリ国立高等音楽 […]