スウェーデンの食品製造「フィンダス」の冷凍ラザニアに馬肉が使われた事件で、食肉・食品加工スパンゲロ社(従業員300人)のあるオード県保健当局は2月14日、同社を営業停止処分にした。問題の馬肉は、オランダやキプロスの仲介業者を経て同社がルーマニアから輸入したもので、同社から牛肉として購入した仏コミジェル社が問題の製品をルクセンブルクで製造した。消費競争不正抑止局(DGCCRF)のスパンゲロ立ち入り検査によって、同社が馬肉を購入し、牛肉として販売した疑いがもたれている(同社は否定)。同社への営業停止は18日、ミンチ肉、豚肉加工品、調理済み食品製造については解除された。同社は営業を停止されたままの食肉販売業から撤退する。