4月22日の大統領選挙第1回投票が近づいてきた。正式に立候補してからサルコジ候補の人気が少しずつ上昇し、3月29日から31日にかけて行われたBVAの世論調査によれば、第1回投票では27%が同候補に投票すると答え、社会党のオランド候補の28%に接近している。しかし一番肝心なのは5月6日の決選投票。
こちらはオランド候補が56%、サルコジ候補が44%とまだ10%以上の開きが縮まっていない。同世論調査によれば、第1回投票で両候補に続いて10%得票しそうな3候補の票のかなりの部分が、オランド候補に流れるという。左翼戦線メランション候補の票の80%がオランド候補に流れるのは当然としても、中道MoDemのバイルー候補から37%、極右の国民戦線党ルペン候補の票も23%がオランド候補に回るという!
4月4日、ナント市郊外で開催された欧州エコロジー・緑の党集会で、同党のエヴァ・ジョリ候補がいつもの緑色のメガネでなく黒メガネで登壇した。最近の世論調査でも第1回投票は2%前後の得票率と、伸び悩んでいるのでイメージチェンジと早まった人もいたが、実は4月1日にパリの映画館内の階段で転倒して、目の回りに青あざができてしまい、そのあざ隠しの黒メガネでした。
エヴァ・ジョリ候補