先の米アカデミーでは、映画『アーティスト』が大旋風を巻き起こしたが、その影で受賞こそ逃したものの、長編アニメ部門でオスカー候補だったのが本作。『Mia et le Migou』などで評判高いリヨンのアニメ製作会社が放った話題作。アラン・ガニョルとジャン=ルー・フェリシオリの共同監督作品だ。
昼は少女ゾエの飼い猫、夜は泥棒の相棒。ディノは二つの顔を持つ猫だ。ある晩ディノの後をつけたゾエが見た光景とは…? パリでは現在もロングラン中。子供たちには推理ものの世界に親しむ絶好の機会に。対象年齢は6歳から。鑑賞後は映画学習サイト*で感動を追体験しては?(瑞)
*http://uneviedechat.crdp-lyon.fr/