アドベントカレンダー作り。

 クリスマスが近づくと、アドベントカレンダーCalendrier de l’Aventがちまたに登場する。12月1日から24日までの日付が書かれたカレンダーで、子供は各日付の扉を開けるとお菓子や玩具をもらえる仕組みだ。キリスト誕生をカウントダウンしながら祝うもので、もともとはドイツ発祥らしいが、フランスでも市民権を得ている。
 我が家は毎年スーパーの既製品で済ませていたが、今年はミラが「ママと作る」と言い出した。ミラはお菓子を入れる箱として、24個のプチスイス(フレッシュチーズの一種)の空き容器が必要だと主張。「もっと前から言ってくれ」と思いながら、慌ててインターネットでプチスイスをたくさん使えるレシピを探した。アイスにケーキ、グラタンといろいろあったが、さすがに24個を二人で一気に食べるのはお腹も壊しそう。考えた末、そういえば折り紙で箱を作ればいいだけだと思い至る。日本文化万歳だ。        
 作り方は厚めの紙にサンタの絵を描き、表面はカッターで切り込みを入れ、24の扉を作る。裏側からはお菓子が入った小箱を付ければ完成だ。とっても簡単!と紹介したかったのだが、実は12月7日現在、まだ完成してない。使った紙が厚過ぎて、不器用な私がカッターで切り込みを入れるのに非常に時間がかかっているからだ。「早くしないとクリスマスがきちゃうよ」というミラの声が、悲しくこだましている。(瑞)