作家トリスタンヌ・バノンさんが2003年にドミニク・ストロス=カーン氏に性的暴行を受けたとして告訴している件で、捜査の行方が注目されている。7月13日にはバノンさんの母親、アンヌ・マンスレさん(社会党県会議員)が、15日にはストロス=カーン氏の前妻、ブリジット・ギユメットさんが事情聴取を受けた。マンスレさんは娘の被害をギユメットさんに電話で相談したと主張しているが、ギユメットさんはそれを否定し、名誉毀損罪でマンスレさんを告訴。さらに、バノンさんの当時の友人でありストロス=カーン氏の娘であるカミーユさんも18日に事情聴取を受けた。この件を知らされていたとされる、オランド氏ら社会党幹部にも今後、事情聴取がある予定。