Marion (22)/Cedric (28) 「翌日、彼女はオレのこと、覚えてなかったんだよ」

 「私、女優です」と誇らかに言い放ったマリオンさん。彼女は昨年、法学部を中退し、Cours Florentという演劇学校に通い始めたばかりだ。その横には、クラブやイベントDJのセドリックさん。出会いは2009年11月。セドリックさんが回すクラブにきた、女子グループの一番カワイイ娘が彼女だった。そしてナンパ。その日のうちにベッドイン。「翌日、彼女はオレのことを、覚えてなかったんだよ」と苦笑いするセドリックさん。当時、お互い特定の恋人を持たず、自由に遊びまわっていた。でも、その夜は今までとは違っていたそう。セドリックさんは、ファーストネームと顔の記憶を手掛かりにフェイスブックで彼女を見つける。
 マリオンさんは当時を振り返って言う。「彼は女友だちには評判が悪かった。遊び人だから近づいちゃダメと、何度も言われていたの」。パリ郊外ル・ランシーの医者ファミリーに育った彼女は、「お堅い職業に就く」のが、家族間の暗黙の了解。本当にしたいことは言えぬまま、イヤイヤ大学に通っていた。つかず離れずの関係を半年間、続けた後、「この人に決めた!」と思う時期がやってくる。マリオンさんの路線変更を、セドリックさんが猛烈に後押ししたことだ。「どうせなら本当にやりたいことをやれよ」と再三、説得する。演劇学校の試験合格と同時に、マリオンさんは新しい道を歩みだした。でも、大学を中退したことは、父にはまだ内緒だ。
 一方、彼も別の意味で変わった。「オレは典型的な庶民階級出身だし、伝統的なブルジョワくさい習慣とは無縁だった。だけど日曜日ごとに彼女の両親の家の昼食会に参加したり、祖父母に会いに行ったりして、兄弟、従兄、大勢の友だちに囲まれるのも苦にならなかった」という。彼女もセドリックさんが行くところには、どこにでも同伴する。互いの習慣に無理せず溶け込めたことが一番の強みだ。今は半同棲生活だが、週末、彼女は必ず実家へ。セドリックさんも朝5時に仕事を終え、スクーターで、義両親の家に向かう。今が恋愛の絶頂期!(咲)

これから相手に期待したいことは?
「いつまでも一緒にいること」(マ)「永遠に続く愛。子供はいらない。互いにキャリアを積み、今より豊かに暮らそう」(セ)

前回のバカンスは? 
「6月末、コルシカ島のポルトベッキオへ。音楽祭に招かれて、彼はDJの仕事をしたけど、私はビーチでのんびり」(マ)

夢のバカンスは?
「映画の『Les Petits mouchoirs 』みたいに、私と彼の親友10人位でカリブの島へ」(マ)「今まで行ったことがない大都会はトーキョーだけ。東京のナイトシーンが見たいよ」(セ)

最近、二人で行ったイベントは?
「レゲエ・ジャズの歌手セラ・スーのライブ」(セ)

お気に入りのレストランは?
Iannello (17 bd Exelmans 16e   01.4647.8008)
「『ザ・ソプラノズ』のような雰囲気。マフィアの家族に会いに行く感覚で、20時半に入店して、店を出るのが午前3時」(テ)

カップルとしての満足度を5つ星でいうと?
★★★★★「ケンカばかりだけど、彼のかわりは絶対見つからないわ」(マ)
★★★★★「オレははっきりしている。好きなら満点。そうでなければマイナス5」(セ)

一日、30回以上、電話や携帯メールで 連絡を取り合う。

一日、30回以上、電話や携帯メールで 連絡を取り合う。


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