4月4日、前号でも触れたクロ−ド・ゲアン内務相がまたまた失言(でも本音?)。
「(政
教分離の原則が定められた)1905年当時、フランスにはごくわずかのイスラーム教徒しかいなかったのだが、現在は500万から600万人の教徒がいる。
この教徒数の増加と彼らのある種の態度が問題となっているのだ。イスラーム教徒の通りでの祈りが、フランスのかなりの数の市民たちにとってショックだとい
うのは明らかなことだ」
イスラーム教徒が路上で礼拝するのはモスケの数が足りないため、というのは何度かオヴニーでも触れている。人種差別反対の協会〈SOS Racisme〉はこの発言にショックを受けたとし、告訴することを決めたと発表。
「フランスが受け入れる労働を目的とした合法移民の数、また家族呼び寄せによる移民の数を減らすようにしていきたい」
4月8日付フィガロ・マガジン誌で。