13.5日
今年の夏、48%のフランス人がバカンスに出かける。夏のバカンス日数は13.5日。不況にもかかわらず、昨年をわずかながら上回っている。その理由としては、1回しかバカンスに発たないフランス人が増えていて、そのかわり1回のバカンスの滞在日数を少しでも増やす傾向にあるからだという。バカンス先もフランス国内というのが67%(昨年は54%)。
フランス国内の行き先は、太陽に恵まれた地中海に面したコート・ダジュールやラングドック=ルシヨンが相変わらずトップで33%だが、最近の傾向としては大西洋岸のアキテーヌ地方やブルターニュ地方に出かける人が増えている。
バカンスの予算が昨年より減った人は30%、増えた人は13%。1世帯当たりのバカンス用予算は、平均1300ユーロ。
900km
2007年10月の環境グルネルで、サルコジ大統領は「これから優先すべきは自動車用の道路を増やすことではなく、それに替わる交通手段を探すこと」と述べたが、最近環境省が発表した将来の交通輸送に関する企画書によると、環境保護団体の期待を裏切り、これから30年間に高速道路などを約900km新たに建設。