Aurelie (23)/Guillaume (24) 「こんなにスムーズに 進んでいいの? と自問」

 いつもこのコーナーに登場してくれるのは、仲良しのカップルが大半だ。今回は、当初予定していた二人の仲がぎくしゃくし始め、急きょ彼らの友人にご登場願った。
 昨年の9月、大学のゼミで出会い、11月から付き合い始めたオレリーさんとギヨームさん。二人とも社会人1年生。月~木は資産運用会社に勤め、金曜日は金融・流通を学ぶ修士課程の学生でもある。「最初は不況のせいで学業を続けながら仕事する形になったけど、両立してきてよかったよ」とギヨームさん。オレリーさんとの出会いもあったし。何度か催された仲間内のパーティーで自然に接近。今では17区ヴィリエ駅近くの彼女の二部屋で、半同棲生活を送っている。彼は週2回、クリシー市のステュディオに戻る。「一緒に住むこともなく、将来結婚を考えるなんてありえないよ!」と彼が言えば、「完全に同棲しているわけじゃないから、寂しいと感じられる時間があるのが逆にいいの」と彼女。今がアツアツの絶頂期だろう。恋愛相手とはどこで出会うのか尋ねてみた。「メトロや街で出会うなんて聞いたことない。ほとんど学校か職場、もしくは友だちの友だちを通して知りあうよ」と声をそろえる。
 さわやかで行儀よく、今どき珍しい優等生的な二人。あなたたちは信仰を持っていますか?「毎日曜ミサに行くわけじゃないけど、クリスマスのミサには必ず行くし、ふっと教会へ立ち寄りたくなる。もちろんカトリックの洗礼は受けているわ」。「僕にとって、結婚して子供をつくり家族を増やすことは重要だ」。社会性があることが、彼の一番の長所だとオレリーさんは言う。「私の家族や友人と自然に溶け込んでくれる。それが一番大切なことよ」。似たもの同士であることも、仲良しの秘訣であるようだ。
 それにしても何の障害もなく、万事うまくいくというのは…。納得のいかない筆者に彼女は言う。「そうなの。すべてがこんなにスムーズに進んでいいの?  と自問することがあるわ。波乱万丈な恋愛話を期待していたら、ごめんなさい」。逆に恐縮されてしまった。(咲)

これから相手に期待したいことは?
「平凡だけど同じ視点で同じ方向へ歩んでいくこと」(オ)
「より多くを共有すること。何かストレスを抱えたり壁にぶつかったら、一緒に解決策をみつける」(ギ)

前回のバカンスは? 
「1月の凍りついたブルージュヘ。初めての二人旅よ」(オ)

夢のバカンスは?
「遠い所に行って世界を見たいの」(オ)「僕も同感! アジア、アメリカ、オーストラリア…。リュックを背負ってオーガニゼーションなしのシンプルな旅が理想だよ」(ギ)

最近、二人で行ったイベントは?
「Salle Cortotでショパンのコンサートに」(ギ)「彼は10年間、コンセルバトワールでピアノを習っていたのよ」(オ)

お気に入りのレストランは?
Chez Léon (32 rue Legendre 17e  01.4227.0682)
「伝統的なフランス料理。両親に彼を紹介した場所なの」(オ)

カップルとしての満足度を5つ星でいうと?
★★★★★「一緒にいて心地いい。こんな経験は初めて」(オ)
★★★★★「自然体でいられることが素晴らしいよ」(ギ)


オレリーさんはチョコレートに目がない。この冬、風邪で寝込んだとき、彼からの初めてのプレゼント。