200km
ドラノエ・パリ市長は、ヴェリブを始めるなどパリ市で自転車利用者が増加することに力を入れているが、5月26日、2014年までに自転車専用路を200km延長したいと発表した(現在は440km)。その中にはセーヌ川に沿ったパリ横断路、ラ・ヴィレットからポルト・ドルレアン、ポルト・ド・ヴァンヴに達する縦断路が含まれる。またリヨン駅、モンパルナス駅など国鉄駅のパーキングを拡充し、電車と自転車を共用しての通勤通学を容易にする。パリ中心部、4区のブルドン大通りにはMaison du vélo が設けられる。
2 000 000人
5月22日からの三連休、シャンゼリゼ大通りの3ヘクタールが、〈若き農業従事者〉主催で、三日間だけの畑に変貌した。大通りは、麦、トマト、亜麻、ヒマワリなどで覆われ、囲いの中にはヒツジや牛や豚が放たれた。夏を思わせる天候に恵まれたこともあって、200万人以上がシャンゼリゼ大通りを訪れた。このイベントのためにトラック250台、600人が動員され、一夜のうちに苗や若木16万2千本が運び込まれた。