●Jeff Wall (1946-)
写真を現代美術の分野に広げた代表的アーティスト。物語性のあるコンセプチュアルな作品は、ドキュメンタリー写真とは違う方法で現代社会を考えさせる。4/24迄(日月休)。
Galerie Marian Goodman:79 rue du Temple 3e
●Eloge du négatif
写真創世時代、1846年から1862年にイタリアで撮影された写真。ネガ、オリジナルプリントなど140点。
5/2迄(月休)。
プチパレ
●Sex, mort et sacrifice dans la religion mochica
アンデス文明期1~8世紀ごろ、現在のペルー北部を中心に栄えたモチカ文化。性行為をモチーフにした焼き物は、生者、死者、神話の世界を繋ぐ象徴だった。5/23迄(月休)。
Musée du Quai Branly : 37 quai Branly 7e
●Palm Springs 1960, Robert Doisneau
雑誌〈フォーチュン〉の依頼で初めてアメリカへ足を踏み入れたドワノー(1912-94)は、砂漠の真ん中にある街、コロラド州パーム・スプリングの風景や人々を繊細で人間味あふれる視点でフィルムに焼き付けた。
6/1迄(日月休)。
Galerie Claude Bernard :7/9 rue des Beaux-Arts 6e
●Sarkis (1938-)
トルコ出身フランス在住アーティスト、サルキスのインスタレーション。エクスポ開催期間中同時進行で、ポンピドゥ・センターの様々な所に作品を設置。6/21迄(火休)。
ポンピドゥ・センター
●Les Orientales
教条主義で抑圧された個人的感情を解放したロマン主義は、ヨーロッパ人を東方への憧れへと誘った。ヴィクトル・ユゴーの「東方詩集」の資料、デッサンほか、ギリシャ、アラビアへと思いを馳せるドラクロワ、ジェリコー、シャセリオーなどの作品140点。
7/4迄(月休)。
Maison Victor Hugo : 6 place des Vosges 4e
●Lucian Freud (1922-)
描かれた人物の本質までをあらわにするようなルシアン・フロイトの絵画。モデルを執拗に観察し、強い存在感を主張するタブロー50点ほか、デッサン、アトリエの写真などを展示。7/19迄(火休)。
ポンピドゥ・センター