●Café Zimmermann / J.S.Bach
古楽器でバロック音楽を演奏するカフェ・ツィマーマンは、バイオリンのパブロ・ヴァレッティと、ハープシコードのセリーヌ・フリッシュがリーダー格で、各楽器のパートがソロというのが特色だ。次から次へと出た彼らのバッハの協奏曲集には、古楽器ならではの音色のよさに加え、ドキリとするような新鮮さが評判をよんだ。
今回はゲストにベルギーの新進ソプラノ歌手ソフィー・カルトハウザーを迎えてバッハの結婚カンタータ『消え去れ、悲しみの影』(同名のアリアが美しい!)と『ああ、愛らしい目、待ち望んだ時』を演奏。カルトハウザーの「光りをたたえた響き、美しいレガート」という歌が楽しみ。他にフリッシュの独奏でバッハのハープシコード協奏曲BWV1055。22日/20h30。17e。
Théâtre de la Ville : 2 place du Châtelet 4e
01.42.74.22.77