写真でみるヴァンダンジュ
1/ ブドウの房を切り取る専用ハサミ。入り組んだ枝の間に入りやすいように先が細め。切り取った房はboîteというプラスチック製のかごに入れる。
2/ ブドウの木のうねとうねの間に、portoirと呼ばれるプラスチック製の大きなバケツを、等間隔に置く。
3/ ハサミでブドウの房を房のすぐ上で切り取ってかごに入れる。慣れた人は、かごに入れながら、目はすでに次に切る房に見当をつけている。4/ こんなふうにboîteがいっぱいになったら、portoirに空ける。うねにより房が大きかったり小さかったりして、いっぱいになる早さが異なる。5/ portoirもいっぱいになると、重さが40キロになるから持ち上げるのは大変。このportoirを10個いっぱいにするのが、一人、一日のノルマ。6/ そのportoirをトラクターまで運んでいく専用のリヤカー。portoirを置くところが低めなので、のせる時に体に楽だ。
7/ 中休みの後もヴァンダンジュは続く。ブドウの房は地上50センチくらいのところにあるので、腰が痛くなる作業だ。
8/ 八つのうねを収穫という、きょうの目標も終わりに近づいた。トラクターにブドウが詰まったportoirが積み重ねられていく。
9/ 4時間かかったヴァンダンジュもようやく終了した。参加した子供たちはトラクターで帰途。彼らの顔にも満足の笑顔。
10/ カーヴに戻ってからも仕事は続く。リフトで2階に上げたportoirを、レールで滑らせ、熟成用のタンクの真上に運んでいく。
11/ 手摘みされたガメー種のブドウには、二酸化炭素ガスを注入して熟成させる。軽い酸味を伴ったフルーティで飲みやすい赤ワインになる。