レストランで食事したときは、必ずチップを置く友人がいる一方で、その習慣がまるでない友人もいる。チップに関しては、個人の習慣や志向によるところが大きいようだ。また、同僚と昼食に出かけるカフェレストランではほとんどチップしないが、時には日頃の感謝を込めてチップすることもあったりと、状況によることもしばしば。基本的には、料理やサービスに感激した場合にチップすればいいとは分かっているが、高級なレストランでは、チップしないとさまにならない気がする。そこで「レストランで食事をするときは、たいがいチップを置くか」どうかを集計*してみた。
Yesと答えた人は68%。Noと答えた人は32%と、チップを置くのが習慣になっている人が割に多いようだ。
チップをする人の具体的な意見としては、「サービスが悪い場合は置かない」同様7件。「おいしい料理と満足のサービスの時だけ」同様3件。「だいたい5%」「1~2€置く」「大抵1€前後」「レストランによる」「特にフレンチの場合は」「国の習慣なので仕方なく」「わずかでも置く。ただ、主人の場合〈そんなに置くの?〉という位の額なので、よく言い争いに」「自分もチップを頂いて生活している身なので」「子連れなので。気配りしてもらったお礼に」「でも相手がおつりをしぶってる時はおつりを催促して何もあげない」「気持ちよく過ごさせて頂きましたという気持ち」
チップしない人の意見としては、「サービス料が15%も含まれているので」「たいがいチップを置きたくなくなるようなサービスを受けるから」「よっぽどいいサービス以外置きたくない」同様3件。「カードで払うので」「節約のためレストランでの食事さえためらうのでチップなんてもってのほか」「安くておいしかったり、高級なところだったり、サービスがよかったり、気分がよかったときは置く」「たまに高いレストに行くときは」などがあった。(里)
*2008年4月 OVNI 編集部調べ