昨年以来、女装歌手マダム・レイモンドの歌がパリのシャンソン愛好家の間で大評判。永い間、街の辻々やピアノバーで現実派歌手のレパートリーを歌っていたが、カトリーヌ・ソヴァージュや元リベラシオン紙のエレーヌ・アゼラ女史らの推薦で本格的に歌うようになった。
テーブルの上のワインをがぶ飲みしながら、ジョークを飛ばしたりタップダンスを踊ったり。アコーデオンをバックに『白いバラ』や『サン・ラザール』などの古典ものから、ブリジット・フォンテーヌの『あたしはデカダンス』やアラン・ルプレストの『娼婦のハンドバックの中身』まで歌い、男カップルから、孫を連れたおばあさんまで幅広い人気。(南)
26日迄。水~土19h30。日曜15h。
12€/17€/22€。20区の住民は5€の割引。
Vingtième Théâtre : 7 rue des Plâtrières 20e 01.4366.0113 M°Ménilmontant