Le Temps Musical a Paris

 パリの中心にあるピアニストのロフトで行われる、プライベートなレクチャーコンサート。作曲家でもあるアントワーヌ・エルヴェが、演奏と講演を行うユニークな企画だ。ドビュッシーの音階の特徴、ショパンの好んだ小さな演奏会、ユーモアあふれるエリック・サティの性格を始め、ジャズやテクノ音楽、打楽器音をピアノで楽しむ方法など、幅広い話を演奏の合間に紹介してくれる。パリにいながら、音楽の今昔の世界を旅できる。グルー プでの予約を中心に受け付けるが、メールで連絡をしておくと、演奏会の情報が送られてくる。(尚)
Email : vivienpoly@free.fr
www.antoine-herve.com

●穐吉敏子
 米国で最初に認められた日本のジャズミュージシャンは、ピアニスト穐吉敏子。1956年に渡米、バークリー音楽院で学び、1962年にはミンガスバンドに参加。1969年にサックス奏者ルー・タバキンと再婚し、1973年にロサンゼルスで双頭のビッグバンドを結成。翌年発表された『孤軍』はジャズと日本音楽の接近を試みた傑作だ。1982年にNYに戻り、〈秋吉敏子ジャズオーケストラ〉を結成し20年近い活動を行う。そして78歳の今、素晴らしいスイング感、流麗なハーモニーのアレンジの美しさは少しも衰えていない。今回のパリ日本文化会館での公演は、22日がソロ、23日が穐吉敏子にベースのリカルド・デル・フラとドラムスのシモン・グベールが入ったトリオに、パリ音楽院のメンバーによるビッグバンド、と多彩。(真)
いずれも20h。15€/12€/9€(会員)。
La Maison de la culture du Japon :
101 bis quai Branly 15e 01.4437.9500
M。Bir-Hakeim/Duplex
www.mcjp.asso.fr