今日は皆さんお集まりいただきありがとうございます。この狭い部屋に男が5人集まると男の熱気がプンプンしますね。いつもなら、男より女性の方が多いわけですが、今回は男だけで盛り上がりたいと思います。ずばり本日のテーマは男のパリ一人暮らしです。衣食住、遊、女について質問していきます。では手始めに、衣服から順番にいきましょうか。
うなぎさん(以下う) 「パリに来たら服を買わなくなったよね。服を買う余裕もないってこともあるけど、身なりを気にしなくなったってのがおおきいかな」
ドジンガーZ(以下Z) 「そうそう、おれこの前、4年前にパリに来たころの写真を見て、自分の格好が全く変わっていなかったのをみてショックだったー」
バービー(以下バ) 「同じ服をずーっと着るようになったな。それに、ラフな格好をするようになった。ヒゲは、のばしっぱなし、この前なんか、ゴミみたいっていわれたよ。生ゴミだよ」
筆おろし師匠(以下筆) 「服装が適当でも、フランス人からは足下、靴を見られている気がしない?」
う 「それわかる。靴が奇麗だと対応が違う。良い靴はお金がないと買えないもんなー」
Z 「やっぱり身なりで判断されるよね。髪型だってそうだよ。最近はどうでもよくなってきているもの。のばしっぱなしのぼーぼーです」
筆 「みんなどこで髪を切っているの?」
さんまの缶詰さん(以下さ) 「ぼくは自分で切っている。すごく適当です。恥ずかしい・・・」
筆 「フランスの美容室で切ってもらっても、大抵思いどおりに切ってもらえないものね。やっぱり日本人に切ってもらうのが一番だよね」
Z 「あのさ、こっちに来てから気になっていたんだけど、体臭が臭わない?」
バ 「分かるよそれ、いわゆる加齢臭なんじゃない」
Z 「おれはまだ20代だよ。オヤジ臭いわけじゃない。たぶん食生活が変わったからだと思う。グレックばかり食べていたころ、肉臭かったもの」
う 「おれはどちらかというと風呂に入らなくなった。今は、丸4日、風呂に入っていない」
Z 「うぇ~、きたねぇ~な~、どおりで臭うと思ったんだ。ちゃんと風呂に入れよ」
う 「冬になると寒いだろ。風呂に入らないことによって、体温を維持しているんだよ」
バ 「そういうことしているから、最近日本人からも、日本人に見られなくなってきているんだよ」
さ 「ぼくは、よく女性と間違われるんです。スーパーのレジでよくボンジュ~ル・マダムっていわれます。どうしてだろう?」
バ 「おれもよく間違われるよ。雰囲気で間違えているんだろーな。ヒゲもじゃなのに。よく見ろよプンプン!」
筆 「そういや、鼻毛、伸びるの早いよね」
Z 「わかる、おれは自転車乗っているし、排気ガス吸いまくりなので、鼻毛伸びるの早いと思っていたけど、みんなも伸びるの早いんだ」
う 「パリの空気は汚いんだよ。鼻毛の手入れはしないとよ。鼻毛ぼーぼーは格好悪いしな」
バ 「みんな自炊とかしているの?」
筆 「基本的には自炊だよ。外食ばかりしてられないもの。本当はおいしいもの食べたいけどね」
Z 「働いていると自炊するの面倒くさいんだよ。だからさ、週末、大量に料理をつくるの。カレーとか、日持ちする料理を。それも、カレールーは高いからさ、小麦粉とかカレー粉を足して、増幅させるんだよ」
う 「パスタとかご飯とか、炭水化物をたくさん食べるよな。質より量が大事。たいした料理できないし」
さ 「ぼくはトンカツをよく作ります」
全員 「うわぁーうまそう。今度作ってよ」
Z 「おれの得意料理は豚の生姜焼き」
バ 「えっ、みんな意外とグルメじゃん」
筆 「ぼくのスペシャルはアボカド丼*1です。
ちょろっと醤油をたらして食べると、ウニ丼に近い味になるんだよ。ウニ丼よりはるかに安いし、うまいのよ」