仕事には休暇があっても、子育ては基本的に年中無休。活気も薄らぐパリの日曜日、子連れ狼としては、いったいどこへ行けばいいのか、ちょっと悩むところ。
例えば、日曜もOKなこんなアイデアはいかが?
子供にとっての散歩って?
子供って意外と「散歩」が嫌いなのだと最近気づく。休日にマレやカルチエラタンを散策すると、娘は「どこに行くの?」「いつまで歩くの?」を連発。歩くのが嫌というより「目的の見えない歩き」が子供にはどうやら理解できないらしいのだ。そんな時、最近様々な出版社が出した「パリ」についての本の中でMilan JeunesseのCopains de Parisという本がよくできている、と感心。歴史、見どころ、散歩コース、生息する動植物など、テーマ別にパリという大都市に各自が興味を持ち開眼できれば、と提案がされている。本が読めるようになった娘用にと購入したけれど基本情報は大人にも役立つし、これを参考に新しい「パリ」探検ができるかもしれない、と私も今から楽しみ。(海)
お子様カフェ〈カフェゾイド〉
アソシエーションとして活動するフランス初のお子様専用カフェ。モザイクが散りばめられたカウンターで、子供ちゃんがぐいっと飲み干すのは当然ジュース。一杯1.5€と格安。2階は遊戯室。手作りの装飾、譲られてきたオモチャ。お金はかけずに、でも愛情を目一杯込めて作られたハッピーな空間だ。カラオケ、マリオネット、お菓子アトリエなど、毎日イベントも盛りだくさん。ママ同士がおしゃべりしたい時の会合場所としても使えそう。(瑞)
Cafezoid
92bis quai de la Loire 19e
01.4238.2637 水〜日の10h-19h
会費5€ / 入場料1.5€(会員以外は2€)
公園とおトイレ
遊びに夢中になった子供が急に「おしっこ!」というと大人は慌てる。幼児なら「そのへんでしちゃおう」と言えるけれど、小学校にあがると羞恥心が芽生えるらしく、私の娘も「いやー」と前を押さえ体をくねらせる。一度はチュイルリー庭園で大好きなトランポリンをしながら「おしっこ!」と叫び、慌てて至近の庭園内カフェまで走って連れていった。公園に行く時にはトイレの場所をあらかじめ把握しておくのが賢明。チュイルリー、リュクサンブールなど大きな公園のトイレは有料のことが多い。だからといって必ずしもきれいなわけじゃなく、無料で長い行列のできるモンスリ公園のほうがかえって清潔だと思ったこともあった。(海)
お子様専用ミュゼ〈ミュぜ・アン・エルブ〉のアトリエ
ブローニュの森の遊園地ジャルダン・ダクリマタシオンに行くなら、いっしょに敷地内にある博物館のアトリエ体験はいかが?
2歳半というかなりのおチビさんから参加可能というのがうれしい。少人数グループで、絵の具や粘土、テーマによってはお菓子までも材料に使い、約1時間でいくつも芸術作品を作りあげる。最後にはもちろん傑作をお持ち帰り。先生も素晴らしく、満足度が高い。(瑞)
Musée en herbe
Jardin d’Acclimatation Bois de Boulogne 16e
01.4067.9766(要予約)ベビーアトリエ(2歳半〜4歳半 / 水11h〜、土日15h30〜)、子供アトリエ(5歳〜12歳 / 水15h〜、 土日14h〜)ともに参加費8€(別に遊園地の入場料2.7€要)
お母さんのドレスとおそろいよ
鮮やかなプリント柄のドレス
ちょうちょうになりたいペネロプちゃんと
おとぎの国の妖精になりたいパオラちゃん
結婚式のちびっ子2人組。
私、ディヴィンヌ。おしゃまなの
毎週ミサへは、お気に入りのピンクと白で。
キトゥリーちゃん4カ月。
タルティーヌ・エ・ショコラをまとって、16区の教会を飛び出した
広場でダンスに夢中。
今日はパピーとおでかけの日。
心躍るジャバのリズムで。