ジル・ジャメさん(42歳)は、パリ郊外で有機農業(BIO)を営んでいる。
近年フランスでも有機食材ブームで、パリのラスパイユのBIOの朝市は、パリジャンと観光客でごった返す盛況ぶりだ。値段は高いが、一度ハマると、あまりのおいしさと日持ちの良さで、普通の農産物に戻れなくなるのがBIOの野菜と果物。しかし、生産者の直売店はごく少数で、ほとんどが販売業者だ。もう一つのBIOの市、バティニョルで野菜果物の生産者の店は3軒しかない。ジルさんの店はそのうちの1軒だ。
パリの二つのBIOの市で直売している、この道20年の農業者、ジルさんの畑を訪問した。きれいに整えられた農村風景を想像する人がカルチャーショックを起こしそうな、草木が生い茂る野性味に満ちた畑だった。(羽)
近年フランスでも有機食材ブームで、パリのラスパイユのBIOの朝市は、パリジャンと観光客でごった返す盛況ぶりだ。値段は高いが、一度ハマると、あまりのおいしさと日持ちの良さで、普通の農産物に戻れなくなるのがBIOの野菜と果物。しかし、生産者の直売店はごく少数で、ほとんどが販売業者だ。もう一つのBIOの市、バティニョルで野菜果物の生産者の店は3軒しかない。ジルさんの店はそのうちの1軒だ。
パリの二つのBIOの市で直売している、この道20年の農業者、ジルさんの畑を訪問した。きれいに整えられた農村風景を想像する人がカルチャーショックを起こしそうな、草木が生い茂る野性味に満ちた畑だった。(羽)
雑草と作物が混在するジルさんの畑。
ルバーブを手にするジルさん。
構成・文・写真:羽生のり子
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