ラ・ ロケット通りをぶらぶら歩いていると、巨大な巣箱のようなものがラ・ロケット公園の入口に立っているのが目についた。そばの立て札をみると、ピジョニエ (鳩舎)だった。ハトを餌と水でおびき寄せてこの場所に慣れさせ、卵を産ませたあと卵に針をさしてヒナがかえらないようにする、つまりハト減らし作戦のた めなのだそう。 ここのピジョニエはつい最近設置されたばかりで、市内で2カ所目。第1号の14区ポルト・ド・ヴァンヴのものは、この方法で1年半の間に500個の卵を処 理したという。手を変え品を変え、ここ何十年とハト撃退に頭を悩ませてきたパリ市。今度の作戦は成功するか、お手並み拝見!(し) |