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娘といざルーヴルへ! |
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子連れでこの広大なルーヴル美術館を探索するには、どう攻めるかを決めておかなくてはならない。 「ここは昔宮殿だったのよ」と言う私に「王様や王女様が住んでいたのね」と娘。ならば今日のテーマは王様だ! とまずはルイ14世のために造られたアポロンの間へ。平日でもルーヴルは大混雑、スペイン、イタリア、中国、日本語と様々な言語のガイドが声を張り上げている。 目的は王家のダイヤや王冠、真珠、エメラルドなどで飾られたナポレオン時代のパリュール(冠、首飾り、耳飾りの一式)。「わーきれい!バービーのイヤリングに似てる!」にはさすがにがっくりきたけれど、娘は目をきらきらさせて見ている。お次はフランス絵画、ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」に。絵の大きさに驚くかと思ったら、娘はナポレオンがジョゼフィーヌの頭上に掲げる王冠の美しさに見とれている。 娘が質問。「どこに王様と王女様が住んでいたの?」ヴェルサイユと違い王の居室は残っていないけれど、ナポレオン3世の居室があったな、と今度はそちらへ。豪華なシャンデリア、食器類などを写真に撮って娘はご満悦。突然、展示されていた時計が正午を打った。娘の腹時計も鳴り始めたのか「ご飯!」と叫ぶので、1時間半の見学はおしまいに。 出口を探しながら通りがかったルイ・フィリップ王のベッドを見て「王女様とは一緒に寝なかったの?」と質問され、返答に困る私。親ももっと勉強せねば、と思う。(海) |
Musee du Louvre :
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