シャモニー:
美しく雄大な山々の恵みと、お楽しみがいっぱいのスキー天国。
とにかくシャモニーに出かけよう。
週末にシャモニーで滑りたいけれど、可能かな? 早速トライしてみた。パリ発22時30分の寝台車に乗ると、翌朝の10時にシャモニーに着く。荷物をホテルに置いてから、レンタルショップ〈Snell Sport〉へ出かけてスキー、靴、スキーウェアなどを借りる。この店では日本人の店員さんからアドバイスをしてもらえるので助かる。その後はホテルで着替えてから、シャモニーの町の中心から500mほどのところにあるル・ブレヴァンLe Breventへ(スキー靴をはいてだとかなりの距離!)。プランプラPlanprazのケーブルカー乗り場でCham’ski 2日券(下欄 “on aime” 参照)を購入して、さあゲレンデへ。最初は足慣らしと、初心者向きの緑piste verteと青piste bleueのコースで、降雪と寒さにもかかわらず、午後4時までスキーを満喫した 。
スキーでもうおなかペコペコ、うどんやトンカツが食べたいなあ、という人には幸いなことにシャモニーには〈さつき〉がある。ここのトンカツはうまい。
夜は、少々リスクが伴うけれどカジノに行ってもいいし、ボーリングを楽しんでもいいし(1ゲーム9.5eはちょっと高い)、そのまま〈さつき〉に残ってカラオケという手もある。 翌朝、他のスキー場へ行くことにしてバスに乗って(Cham’ski券で無料)、レ・グラン・モンテLes Grands Montets下車、ロープウェイを乗り継いで標高3000mまで登る。そこからの エギュイーユ・デュ・ミディや大氷河Mer de glaceの眺望の素晴らしさ!青い空、シャモニーは雲の下。ここのスキーコースも、すごく難しいという黒コースは人に譲って赤コースまでしかトライしなかったが、みごとだった。
帰りのバスは、パリの地下鉄並みの混み具合になるので、少々早めに乗ることをおすすめしたい。
20時のパリ行きの夜行に乗る前に時間があったので、フランススキー学校Ecole de Ski Fran溝isの2階にあるモンブラン山塊とシャモニー谷全容の縮小模型を見に行った。これを見ると、自分たちがどこでスキーを楽しんだのかが一望のうちにわかるようになっている。
おみやげには、ブルーベリー風味や燻製風味のソーシソン、この地方名産のチーズなどがいいだろう。といってもチーズは若めを選びたい。そうでないと帰りの寝台車の中で匂いが大変だ!
翌朝6時半パリ着。2日間のスキーにもかかわらず元気いっぱい。さあ仕事だ!(ダン)