E X P O S フューチュリスト・カー
カーキチの中には天才的すぎて産業化されないモデルを作った人がかなりいる。1901年アマチュアの車から2003年ルノーのモデルまで、未来を夢見る車約40台。写真は1937年型。
– Lille: Tri Postal (3/7迄)月火休ロボット集れ!
人がさわると揺れ動く木々から、テクノミュージックをガンガン鳴らすメガ、ナノ(ミクロ)ロボットたちまで世界から数百体! 日本からは早稲田大学が60年代の
ロボット
“ロビスケ”を出品。なかでも米国人ロボット研究者Chico MacMutrie
による、針金でできたロボットミュージシャンたちが岩の上で演奏するシーンは見もの。最後の3日間、グループArt
Zoydの演奏に合わせロボットたちがオペレッタを公演*。
– Lille:Tri Postal(3/7迄)月火休
*Lille: Aeronef (3/5-7) 17€/12.5€
フラワー・パワー
L.C.Armestrong、A. Warhol、Jeff Koons、須田ヨシヒロ他30人の、花をテーマにしたペインティングや彫刻、インスタレーションなど。
– Lille : Palais des Beaux-Arts (2/22迄)
17世紀ヨーロッパ花の静物画展。約40点。
– Lille: l’Hospice Comtesse (2/22迄)
アネット・メサジェ
もと伯爵夫人所有の施療院という場所がら、当時の在院者の妄想と夢のシーンをオブジェとイメージを混合して表現。
– Lille : L’Hospice Comtesse (3/7迄)
語りかける窓たち・・・
屋内でなく、リール及び近郊の住民が各自の家の窓をアーティストに自由に使わせ、作品が通行人たちに語りかける、町あげてのアート・イベント。約500の窓に200人以上の作家の作品が飾られる。
– Lille / Roubaix / Tourcoing (3/19-4/19)
ルーベンス対プッサン
バロック代表画家ルーベンス(1577-1640)と、仏古典主義画家プッサン(1594-1665)を対峙させ、ほか宮廷画家ル・ブランやジュヴネらの作品などで17世紀末の彩色法を浮き上がらせる。
– Arras: Musee des Beaux-Arts (3/6-6/14) 火休
ルーベンスをめぐって
ルーベンスをめぐり12のテーマ(戦争、平和、瞑想、色彩論争・・・)の中から選び、28人の現代作家が創作した作品。
– Lille: Palais Rameau (3/6-5/7) 月火休
ルーベンス
フランドルといえばルーベンス。フランドル地方の教会や修道院の
ために多くの作品を残したルーベンスの大回顧展。
絵画からエスキース、デッサン、タピスリーまで。
– Lille:Palais des Beaux Arts
(3/6-6/14) 月・火朝休
宮廷での雅びやかな愛の宴を描き「雅宴の画家」とも呼ばれたヴァトー特有のジャンルを紹介。
– Valenciennes : Musée des Beaux-Arts
(3/6-6/14) 火休
ヴァザルリ
ヴァザルリ(1908年、ハンガリー生まれ)の1938~80年、グラフィック作品から幾何学抽象造型シネティスムまでの主要作品。
– Lille : Palais Rihour (4/1-5/9)
Groupe Vouloir
1925年、画家デル=マルル(1889-1952)が発刊した文芸誌《Vouloir》に参加したモンドリアンやクプカらの絵画、デッサン、インテリア、装飾、写真など。
– Cambresis : Musée Matisse (3/4-6/4)
カーニバル
ブリューゲルからアンソール、ゴヤと、15世紀から今日まで、春の訪れを祝うカーニバルの仮装やマスク、踊り、音楽などに魅せられた古今東西の画家たちのデッサンや版画を一堂に。
– Gravelines : Musée du Dessin et de l’Estampe
(3/14迄) 午前・火休
サーカス
シャガールからレジェ、マチス、ピカソ、ロダンまでサーカスを扱った作品に焦点をあて、デッサンや水彩、油絵、彫刻など。
– Douai: Musee de la Chartreuse (4/10-7/18) 月火休
ユージェーヌ・ルロワ
ルロワ(1910-2000)の自画像シリーズは、レンブラントの明暗法にこだわり、北国の柔らかな光との融合を追求。油彩、木炭、ビュラン彫版画など約100点。
– Roubaix : La Piscine (6/19-9/19) 月休
ザオ・ウキ
1921年、北京で生まれ1948年に渡仏。ピカソの青の時代に多大な影響を受け、以来、仏画家として独特の画風を築く。ダンケルクで描かれた油絵やグラヴリンヌで制作した版画他、彼と交友のあった仏作家の作品も展示。
– Dunkerque : Musee des Beaux-Arts (4/4-7/26)
– Gravelines : Musee du Dessin et de l’Estampe
(4/4-9/30)
アフリカ現代作品
南アフリカからカメルーン、マリ、コンゴ、ベニンまで広範にわたる現代作家の作品。過去・現在、西洋・アフリカの関係の中にアフリカ独自の創造性を見る。
– Lille: Tri Postal (3/31-8/8)
エジプト展
ファラオの副葬品など約200点。
– Boulogne-sur-Mer: Chateau Musee (5/10-8/30)
グランド・オダリスク
アングルの裸婦の代表的作品「グランド・オダリスク」9種のバリエーションを展開。
– Cambrai :
Musee des Beaux-Arts
(6/26-10/4)
町のトーテム、煙突
炭坑と工場の町、ルーベの空には煙突が林立する。いつもは灰色の煙を吐くだけの無数のトーテムが3月19日、日没時にいっせいにサイレンとともに赤やブルー、銀色の煙を吐きながら合唱する。町中の煙突上にもインスタレーション(3/19-4月末)。煙突展も開催。
– Roubaix: Centre des Archives du Monde du Travail
(3/19-4/19)
19世紀中国からの商品見本
1895年、当時中国駐在フランドン仏大使がリールの企業家たちに送ったボタンや布地、道具、玩具他、サンプル類約150点と写真他。
– Lille: Musee d’Histoire Naturelle(3/6-7/31)火土休
GAME ON
ゲームといえばもちろんビデオゲーム。60年代のコンピュータから最新のコンソールまでの変遷、構想・デッサン、美術・映画・音楽まで多分野におよぼした影響までゲームのすべて。
– Lille: Tri Postal (5/19-8/8)月火休
DROOG DESIGN
ヨーロッパの著名なデザイン・エージェントDROOG DESIGNがセレクトした若いクリエーターたちによるテキスタイル、ガラス、セラミック(衣服やアクセサリー、オブジェ他)。期間中、リールのプランタン・デパートとハイパー、カルフールで特別販売。
– Lille : Tri Postal (9/4-11月)月火休