■「家具付き」貸物件 最近増える傾向にある家具付き物件(パリで35%)は、たしかに短期滞在者や学生に便利だ。でもどうして「家具付き」が増えているのだろう。 そのわけは、まず1989年法により、家具なしの場合、賃貸収入の控除は14%に対し、家具付きだと70%控除できる。そして3年ごとの賃貸契約も、建築費指数に基づく家賃の値上げ率も適用されないので、家主は好きな時に借家人に出て行ってもらうことができ、好きな額で貸せられるという利点がある。賃貸法によると、家主が4件以上の家具付き物件を所有していた場合、どれも最低1年は貸さなくてはならないそうだけれど、借りる方はそこまで調べられないはず。そんなわけで家具付きで借りる人は長期的生活設計を立てるのもむずかしいよう。 ■余った薬は捨てないで… お医者さんによってはのみきれない量の薬を処方するのでいっぱい貯まってしまう。そんなときは箱入りのまま薬局に持っていけば、赤十字などに寄付され発展途上国に送られるそうです。 |
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