運河沿いを散歩しているとノドがかわく。
■L’Atmosphere
ヴィルマン公園脇にある。和気あいあいの雰囲気がいい。料理もうまい。店名の由来は、下を参照。
49 rue Lucien Sampaix 10e
01.4038.0921 無休 ■La Cantine
ここではなんといってもミントティー。温かさと甘さにフレッシュミントが優しく、疲れた体への特効薬。Wrap(ラップ)やサラダなど、いずれも持ち帰りができ、手軽に食べられるものが用意されている。
95 quai de Valmy 10e 01.4037.3486
無休■Centre culturel iranien Pouya
絨毯敷き、低いテーブルのイラン風スタイルのサロン・ド・テ。イランのお菓子やカルダモン風味のお茶を味わうことができる。イラン音楽、ダンス、ペルシア語の授業もある。
48bis quai de Jemmapes 10e
01.4208.3847 無休
レストランもいろいろと試してみたい。
■L’Hotel du Nord
「北ホテル」の一階は、昔の定食屋風に改装されたレストラン。アントレ+メインで12€のコースがある。
102 quai de Jemmapes 10e
01.4040.7878 日夜・月夜休
■Le Jemmapes
歩行者天国の日曜に最適な、小テラスつきカフェ・レストラン。おいしいワイン(樽入りのコット・デュ・ローヌがうまい)を飲みながら食事もできる。本日の一品(11ロ前後)やエストラゴン風味チキンのタルト(8.50€)がおすすめ。
82 quai de Jemmapes 10e
01.4040.0235 月休
■La Marine
ファッション関係の人たちもよく食べに来るお店。平日のランチ(10.70€)もいいが、夜と土曜日には魚介類などを使った、ちょっと凝った料理(14€前後)も楽しめる。
55 quai de Valmy 01.4239.6981 日休
■Le Restaurant de Bourgogne
ひと昔前の思い出を語ってくれたモーリスさんの店。赤い格子縞のテーブルクロス、古びた木椅子の典型的な定食屋。前菜にニシンの油漬け、マヨネーズつきゆでタマゴ、メインにアンドゥイエット、ステーキ、牛肉の赤ワイン煮が食べられる8ロと8.5€のコースがおすすめ。写真家サルガドなどもよく食べにくるとか。
26 rue des Vinaigriers 10e
01.4607.0791 土・日休
■Le Verre volé
ワインに目のない友人たちが、ワインバーならここしかない、と強調する。壁には、合成保存剤抜きのナチュラルな銘酒がずらり。ワインだけ持ち帰りという客
もあとを絶たない。ノルマンディー産の少々肉厚で、甘みすら感じられるみごとなカキ(1ダース13.50€)を食べながら、まずシュヴェルニーの白、本日
の一品をとりながら、ラングドック・ルシヨン地方の赤とグラスを重ねた。(グラスワインは3.5€から5€)
67 rue de Lancry 10e 01.4803.1734
無休
■Les Voisins
本格的なタパスが食べられるスペイン料理の店。チョリソ、生ハム、イワシのマリネなどの盛り合わせか、Tostadasというオープンサンド状のものをと
るといい。どちらも11€。グリルや魚料理も美味。Sangre de Toro(1本15€)など、スペインワインも何種類か揃っている。
27 rue Yves-Toudic 10e
01.4249.3658 日休
“Atmosphere, atmosphere…”
マルセル・カルネ監督の『北ホテル』(1938)で、つれない中年男(ルイ・ジューヴェ)に腹を立てた女(アルレッティ)が、北ホテル脇の太鼓橋上で
“Atmosphere, atmosphere, est-ce que j’ai une gueule d’atmosphere
雰囲気、雰囲気だって、私の顔は雰囲気みたいだっていうのかい” と堪忍袋の緒を切らす、映画史に残る泣かせるセリフ。
これも、どこかアムス風。
運河脇にあるRue Marie et Louiseは、しばらく前までは、1階に商店や職人さんのアトリエが並んでいたところだが、今は看板が姿を消し、居心地良さそうな住宅に改装された。夜のとばりが下りるとカーテン越しにサロンの明かりがもれ、どこかアムス風だ。