OVNI 490 : 2001/12/1

●アフガニスタンでジャーナリスト死亡
11月11日、アフガニスタン北部の激戦地ホジャガルの近郊で、フランス人記者二人とドイツ人記者一人が死亡した。国営ラジオ局RFIの記者ジョアンヌ・シュトンさん(34)と民放RTL記者のピエール・ビヨーさん(31)らは、北部同盟軍の戦車の上に乗って取材現場に向かうところをタリバーンに急襲された。19日にはジャララバードとカブールを結ぶ道路で、ロイター通信などの4人の記者を乗せた車が襲われ、全員殺害された。

●パリ第3空港はソンム県に?
2020年には現在のオルリー、ロワシー両空港を利用する旅行客が倍増すると予想されることから、パリ第3国際空港の必要性が説かれていたが、11月15日、ジョスパン首相は、その建設予定地としてソンム県のショールヌ(パリの北125キロ)が選ばれたと発表。総工費は400億~600億フランで、2015年完成予定。緑の党のコシェ環境相は、地方にある既存の空港を効果的に利用したり、TGV網を拡充したりして、この第3空港建設は避けるべきだ、と反対。
●未成年者売春への対策
大都市で増加している未成年者売春への対策として、ジョスパン首相は、現在審議中の「親権に関する」法案に、15歳から18歳の未成年者を対象に売春行為を行った者に、最高禁固10年、罰金20万ユーロという条項をもうけたい、と発表。
●グロジャン選手、決勝で惜敗
ベルシー国際テニストーナメントの覇者セバスチャン・グロジャン選手は、シドニーで開催されていたマスターズ・カップでも、アガシ選手、カフェルニコフ選手などを破って決勝進出。11月18日、ATPランキングで1位に躍進したばかりのライトン・ヒューイット選手と対戦したが、得意のサービスがさえず3-6、3-6、4-6とストレート負け。
●PACS、2年間で5万組
「結婚制に終止符を打つ悪制度」などと保守陣営から強く批判されたPACS (連帯市民協約) が公布されて2年たったが、これまでにカップル5万組がこの協約を交わした。異性間のカップルも半数近くを占め、国民の70%がこの制度を支持。
●抗生物質のとりすぎ
11月20日、クシュネール厚生相は、医師に抗生物質を処方することを控えるように指導したい、と発表。フランスは抗生物質の消費量ではヨーロッパ一。開業医だけでも、抗生物質を処方する件数は年8000万。そのうちの1/3は抗生物質を必要としない症例だとされる。この抗生物質多用で耐性をもった病原菌が増え、たとえば肺炎双球菌の半数にはペニシリンがきかなくなっている。
●警察官のデモ衰えず
相次ぐ殉職(今年に入って7人)や負傷事件で危機感を強めている警察官、機動隊員のデモがフランス全国で繰り返されている。10日の3000人動員のデモ後、ヴァイヤン内相は、予算7億フランを追加し、警察官8万3000人に防弾チョッキを配付するなどの対策を発表したが、怒りは収まらず、パリでは、17日に6000人、22日には1万人がデモ。給与引き上げ、さらに、取り調べの妨げになっているというギグー法(容疑者の無罪推定を保証することが柱になっている)の改正を訴えた。23日付のル・パリジャン紙によると、フランス人の90%が警察官のデモを支持。