オーベルカンフ通りの仕掛人。 “Cithea” N° 430 1999-02-01 夜のオーベルカンフ通りといえば、スノッブなパリジャンでにぎわう場所として知られている。その人気の火つけ役となったCitheaは、1920年代には小さな映画館兼劇場だった。現在はその面影はなく、店の名前だけが当時の姿をしのばせている。内部は、小さなステージ、ダンスフロアー、ソファー席、長いカウンターバーのあるゆったりとしたスペース。夜10時ごろになると熱気にあふれてくる。 94年、レストラン経営者と二人の若いDJのコンビで開店。当時のオーベルカンフ通りは、ドラッグの香り漂う貧しいカルティエというイメージだったという。まず、Citheaの音楽に惹かれて人が集まり、その後バスティーユ脇の大衆化してしまったロケット通りに飽きた若者が流れてきた。96年には、カフェCharbonとブラジルレストランの2軒が仲間入り。今では洒落たレトロ調の店が軒並み続き、夜中12時をすぎても人通りが絶えない。 オープン当初は、DJや音響もこなしていた広報・企画担当のマニュも、最近は山と積まれるミュージシャンからのサンプルテープを聴くことに追われている。プログラムは、「自分たちの好きな音楽」という個人的嗜好で決め、ジャンルも、70年代ブラックミュージック、80年代ファンク、ジャズ、アフリカ、ラテン音楽とさまざま。特に金曜日、土曜日は、Dancefloor jazz partyというタイトルでノリのいい演奏が聞ける。 (尚) 日・月・火は入場無料。水・木は30F、金・土は60F、ドリンク券付き。 *Cithea : 114 rue Oberkampf 11e 01.4021.7095 Share on : Recommandé:おすすめ記事 電子タバコの普及にも ひと役かっている。 故郷アルジェリアにちょっと似ている。 「多様で多彩」な地区。 本物のショコラに導かれて。 肉体と精神のコントロールは自転車で。 コミュニティの連帯感。