高級品でたまにしか飲まないからやたらとありがたがるけれど、私は美味しいスパークリングワインとシャンペンの違いがわからないといって、白い目で見られている。今回はブルゴーニュ産の白ワインから作られる Crémant de Bourgogne (45F)という高めのスパークリングワインと、中くらいの値段のHenriot社のシャンペン (102F)の対決です。 どちらもニコラで買いました。
舌の肥えているオヴニー編集員に目隠しして試飲してもらい、どちらがシャンペンか当ててもらったのですが、シャンパン通といわれる人たちも間違えるほど微妙な違い。シャンペンの方が黄金色で、口の中でふわっと柔らかい香りが広がるのに対して、スパークリングワインは舌にピリッと炭酸が弾ける。どちらもなかなかいけるので、今回は味の面では引き分け。シャンパンは最低150Fくらい出さないと、スパークリングワインとの違いが出ないのかもしれない。(章)