クリスティーヌ・ブタン Christine Boutin イヴリーヌ県選出 UDF 国民議会議員



“Qu’est-ce que l’homosexualité, sinon l’impossibilité d’un etre a pouvoir atteindre l’autre dans sa différence sexuelle.(…)
Le PACS erige l’homosexualité en norme …”

11月3日、国民議会で再開したPACS (連帯民事契約) 法案をめぐる審議の冒頭、「性的な違いを認めることができない存在でないとしたら、同性愛とはいったい何でしょう。PACS (連帯民事契約) は同性愛を正常なことに引き上げることです」のごとき同性愛者への嫌悪感をあらわにした演説が5時間25分も続いた。演説の主は、保守陣営のクリスティーヌ・ブタン代議士。その長さも異常ながら (朝、パスタとハチミツでスタミナをつけたという)、壇上で拳を振り回しながらの熱のこもった演説に、革新陣営から激しい抗議の声が飛んだ。彼女は、カトリック原理主義系人口中絶反対の会のモーレツ会長でもある。彼女に冒頭演説をまかせたのは、「我々がまだ中世時代にいる」ことを示すようなミスキャスティングという声が保守陣営にもあったが、あとの祭り。しかし、この歴史に残る長い演説のおかげで1月10日に予定されていた PACS法案の成立は遠のいた。

(真)