猫の屏風から養子縁組みまで
愛猫家のサルヴィニさんの店の内に入ると、視界にワッとばかり百匹程の猫が入り込んでくる。どこも猫づくし。
時々日本女性が店に来ては「カワイー」と言うので、マリ・ルイーズさんはこの日本語を覚えてしまった。アンチーク、現代のもの、この店オリジナルの雨傘にブローチ。ペローの童話のなかから抜け出たようなネコ氏の水差しと猫の木馬は特別この動物が好きでなくてもイイな、と思う。人間の5才児くらいの巨猫の木馬は不気味な童話の世界を匂わせる。
入口の掲示板には「兄弟ひきとって下さい」、託児所ならぬ「託猫所」等の使えそうな広告あり。サルヴィニさん退職で秋に閉店予定。その前に放出品があるかどうか?足を運んで聞いてみて下さい。
*Au chat dormant:
31 rue de Bourgogne 7e 01.4550.3806