インターネットでお買い物
チーズの匂いはしないけれど・・・。
● 服を買おう!
友達のボブは毎年クリスマスになるとインターネットからアメリカの両親にプレゼントを贈っている。私は少し抵抗があるのだけれど、彼に言わせると時間の無駄もないし衝動買いも防げていいらしい。ボブのあんまり熱心なすすめにとうとう負けて、カタログ販売大手の3SUISSESと LA REDOUTE の
WEBページを覗いてみた。http://www.3suisses.frとhttp://www.redoute.comの画面と格闘しながら、時間を稼げる、といっても初心者にはなかなかそうはいかないことに気づく。La Redouteは買い物以外にも映画や文化一般の読み物など、女性向けのページが充実している。3 suissesの特色は競争相手にはないバーゲンページPROMO DU CHOUCHOUで、ふつうより5~30%の値段でけっこう可愛い洋服が買えるしくみになっている。じつは、私も、載っていた赤い夏用のマリンジャケットを衝動的に半額で買ってしまった。これは無駄遣いに入るのかな? アメリカにある同分野では www.fashion.net/が充実している。このショッピングページにあるデザイナーブランドのリストを見ていると、そのうちパリの高級有名ブティックにも閑古鳥が鳴く日が来るのではないかと思えてくる。(海)
● チーズを買おう!
http://www.fromages.com
このチーズ屋には、残念ながらチーズ特有の匂いが流れていないが、Tentation (3種類-169F)、Classique
(6種類-450F)、Reception (10種類-750F)
など各種の盛り合わせが写真入りで紹介されているし、それぞれのチーズの産地や特徴なども勉強できるようになっている。さっそくキーボードをたたいて
、カマンベール、コンテ、セル・シュール・シェールからなるTentationを注文。48時間以内に配達されると記されている。支払いはVISAカード
の番号を打ち込めばいい。約束の日にクロノポストでチーズが届いた。熟成度がむずかしいカマンベールもちょうど食べごろだったし、他のふたつもみごとに合格点。値段が張るので、フランスに住んでいたら世話になることもないかもしれないが、イギリスやドイツに住んでいるチーズ好きの友人に贈ったりしたら喜ばれるだろう。 (真)
● 本を買おう!
今回テストしたのはフランス語の本を買えるサイト。リールにあるフランスで一番大きい書店フュレデュノールと大手最大のフナック。やはりフナックのページはきれいだし、CDやコンサートのチケットも扱っているが、そのぶんダウンロードの時間も長く、フュレデュノールの方が使いやすい。ただし、日本のサイトにもいえることだが、どちらもあまり専門的な本や「ふつうに」本屋に行って見つからない本はなかった。結果として、支払いの簡単さや日本からの注文の場合の便利さはあるが、それ以上を望むのはまだ早い。それでも本屋の棚を見ていく楽しさに加え、本が届くのを待つという楽しさを発見した…。 (岳)
@dresses :
フュレデュノール
http://www.furetdunord.fr/
フナック
http://www.fnac.fr/
日本の本
http://www.trc.co.jp/
英語の本
http://www.amazon.com