エックス・レ・バン

長野での冬季五輪開催中は、実況中継を見るために、午前3時すぎまでテレビの前に釘づけだったフランス人が多かった。
滑降に備え徹夜で除雪作業をしている自衛隊の姿が紹介され、「さすが日本の組織力」などと賞賛された。ジャンプ団体での日本勢の活躍ぶりに、「カミカゼ!」という、最近はあまり聞かれなくなった形容も聞かれたが、この冬季五輪で、フランス人の日本への親近感が高まった。
前回の冬季五輪が開催されたサヴォワ県は、長野県と仲のいい関係を続けている。そのサヴォワ県にエックス・レ・バンという町がある。今年の3月には、長野県の若者たちが、湖のほとりにあるこの美しい保養地に滞在し、5月には、エックス市の高校生たちが長野を訪れる。
そして、6月3日から28日にかけてこの町に滞在するのが、サッカー・ワールドカップ日本代表。ここで体調を整え、トゥールーズ、ナント、リヨン各市での予選リーグに挑むことになっている。
そのエックス市では、3月はじめから「日本での10週間」というフェスティバルを開催し、日本代表団受け入れへの準備を進めている。スポーツを通じての交流のなりゆきが、今から楽しみだ。      (真)

 

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