嵐災害、元市長は執行猶予 2016-04-13 フランスの出来事 0 4/4 ポワチエ控訴院は、2010年のクサンティア暴風災害で行政責任を問われたルネ・マラティエ元フォート・シュル・メール市長に過失致死罪で執行猶予付禁固2年の判決を下した。同市では堤防決壊で家屋が浸水して29人の死者を出した。元市長は水害リスクがある土地に住宅建設許可を出したとし [...]
「パナマ文書」、波紋広がる 2016-04-13 フランスの出来事 0 4/4 パナマのモサック・フォンセカ法律事務所のオフショア企業管理サービスに関する機密文書について世界各紙が報じた。これは70年代以降のタックスヘイブン利用者に関する200ヵ国、21万企業に関する膨大な情報で、国際調査報道記者連合が分析した。世界の首脳の名前が挙がるなか、隠し財産 [...]
大統領、憲法改正を断念 2016-04-13 フランスの出来事 0 3/30 オランド大統領は非常事態と国籍剥奪に関する憲法改正を断念すると発表した。この憲法改正はパリ同時テロ直後に大統領が望んだものだが、テロで有罪となった二重国籍者の国籍剥奪については、国民を分断する政策として与党内から反対が強く、トビラ法相の辞任にまで発展。それを受けて、国籍 [...]
「ピュディック」モード。 2016-04-11 時事解説(小沢) 0 プレタの大御所 H & S がニューコレクション〈ピュディック(恥じらい)〉というニューラインを発表した(16-3-29付ル・パリジャン紙)。国内のムスリム人口だけでなく、中東・東洋からパリにショッピングに来るムスリム系女性観光客が増えているなかで、彼女らのプレタに目をつ [...]
ノルマンディーの作家と食 〈4〉 2016-04-11 ノルマンディーの作家と食 他 0 「毎晩、十一時頃になると、カッフェにでも行くように、ふらりとそこへ出かける」(青柳瑞穂訳)。これは、モーパッサンの短編『テリエ館』(1881年)の書き出しだ。短くて何でもないようでいて、美しい一文だ。「そこ」とは、ノルマンディー地方の片田舎フェカンにある「気のおけない家」で、その [...]
ボロレグループvsバスタマグ訴訟 2016-04-10 抵抗する人 0連載コラム 環境ジャーナリスト、ドミニク・マルタン=フェラーリさん(写真)は、気に入った記事を投稿できるソーシャルネットワーク「Scoop it」に紹介した記事のせいで、ヴァンサン・ボロレ率いる複合企業 「ボロレグループ」から名誉棄損罪で訴えられた。訴えられたのは、記事を書いたウェブマガジ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:4月1日号 2016-04-09 シルバーラウンジ 0連載コラム ミシェル・アリモト氏(81)は、終戦まで父親が上海の日本大使館勤務だったので現地の幼稚園に通った。戦後、伯母さんが日本の米軍基地で働いていたので米国を身近に感じ、1950年、18歳のとき渡米した。カリフォルニアとウィスコンシン、アイオワ州の町長たちに、老人夫婦の世話をしたいと書い [...]
Maison Tête|ジェルス県の特産物、フォアグラ、カモ肉加工品の専門店。 2016-04-06 専門店 0 ジェルス県はラングドック・ルシオン・ミディピレネー地方の県のひとつ。ここではフォアグラをはじめとした同県の特産物が手に入るだけでなく、昼ならランチとして、夕方ならタパスとして、その場で味わうこともできる。 フォアグラは、常温で3年保存可能な瓶詰めは60g(9.90€)という小さ [...]
530分 2016-04-06 数字でみるフランス 0 3月18日は「睡眠の日」だったが、2009年のOECDの調査によると、先進18カ国の中で一番平均睡眠時間が長いのがフランス人でなんと530分 (8時間50分)! ちょっと信じられない数字だが、週末の朝寝坊のせいらしい。日本は17位で470分。 [...]
Quand on a 17 ans 2016-04-06 舞台・映画 0 「お利口ではいられない、17歳にもなれば」。 ランボーの詩「物語(Roman)」の冒頭の一節だ。フランソワ・オゾン監督の映画『17歳(Jeune & Jolie)』では、授業シーンで生徒たちがこの詩を読んでいた。仏映画界の重鎮アンドレ・テシネもまた同じ詩から着想を得て、新 [...]